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  • 木造住宅耐震性能について

    地震大国の日本で、耐震性を考慮して建築設計をする必要があります。
    住宅も例外ではなく、耐震性能は重要なファクター(要素)であり、地震や風の外力に対して建物が維持でき倒壊しないことを求めなければなりません。
    いままで倒壊してないから安全は、たまたま大きな地震に見舞われていないだけのことで、青森県内の内陸部にも活断層は二つあり、そのうちの一つは30年以内に発生する確率が高いという”青森湾西岸断層帯”で地震規模はM7.3が想定されていることから震度6強も十分あり得ることになります。
    では、どこまでの耐震性能が良いのかという疑問がある。昨今では工務店やハウスビルダーは耐震等級3を謳い文句にしてますが、耐震等級3にも種類はあります。品確法の耐震等級なのか、構造計算の耐震等級なのかで強度が全く違います。品確法の耐震等級は安全率を考慮した簡易計算ですが、構造計算では各部材の応力を求めるため強度はより安全側になります。
    より快適で、より安全で、より自分らしい暮らし方を望むことが豊かさにつながります。
    構造計算は、暮らしに合わせた空間構成を検討することで、より建主の要望を満たすことができます。
    2021.11.11


  • プラン提案無料!

    建主さまの要望を第一に、日々多様な暮らしへと変化している時代に新しい空間の提案、空間の使い方や暮らしまで提案させていただきます。災害含め将来の家族のあり方、収納方法まで話し合い、一緒に想像しながら暮らしと空間を形成します。
    ぜひ、楽しい空間を一緒につくりましょう。

    初回の打合せ、プラン提案、敷地確認等は無料にさせていただいております。
    ただし、模型引き取りについては、材料及び経費代をいただきます。

    プラン提案の方向性や設計への姿勢に納得いただけたら設計監理契約を締結します。より具体的な暮らし方や細かなプラン構成を何度も積み重ね、納得いく設計図を作成します。
    複雑な地形や建築の構造検討、設備検討を実施しております。建主さまの居場所作りをサポート致します。
    2021.08.20


  • 一般の方も歓迎

    今年から青森建築倶楽部の部長任命に至り、倶楽部の基本活動として「さろん」形式で、お題に対してゆる〜く対話する会としました。
    人それぞれが思う思考や価値の話し合い、そして、お題に対して意識を持つことで建築の芽が育つように考えております。
    前回第1回目として、「低炭素社会における建築」と題して、あれこれ考えさせられる面白い意見をいただき、小さな意識が芽生えたように思います。

    一般の方々にも参加できるように気になる建築の話題や疑問、建築社会の傾向など、また建築家への接点となることを願い対話する形式を3ヶ月に一度開催します。

    次回開催は、2021年9月17日(金)19:30〜 青森駅前アウガ5階ワーク室1

    一般の方、建築関係者、誰でも参加できますのでご希望の方はご連絡ください。
    ただし、新型コロナ感染対策と会場スペースから人数制限を設けさせていただき、先着順で受付処理いたします。あらかじめご了承くださいませ。
    お題については、開催一週間前に発表いたします。
    2021.08.06


  • 設計事務所の体制が理解されにくい

    依頼者や相談者の話を聞くと、設計施工してくれる人だと思われます。
    弊所は、建築士事務所登録をしている設計事務所であり、設計監理を主な業務としております。
    設計監理と施工は別々の立ち位置なのですが、依頼者の求めるニーズや多様性のあり方でゼネコン・工務店・ハウスメーカーは設計施工会社として地域に浸透してきました。
    日本古来から宮大工が木割り図など作成した経緯からも、一般の方にはそう浸透していることでしょう。
    建主様は、設計監理者と施工者それぞれ契約締結していただくことになります。
    一般の方が理解しやすいよう、簡単に組織形態図を作成しました。
    示されている内容は一概に正しいとは限りませんが、特徴をおおまかに示しております。
    建築を考えているみなさま、勝手な思い込みや決めつけをせず、担当者に不安なことも含め相談してください。
    そして、建主様も担当者の理解を深めることで、より良い建築計画へとつながります。
    2021.6.26

  • ウッドショックについて

    日本ではいままで国産材の約0.6〜0.8倍の材料価格として、ツーバイ材(SPF)やダグラスファー(米松)などの輸入木材を販売してました。
    しかし、新型コロナウィルスの影響からアメリカでは住宅供給が活況しており、輸入材が入手困難のため価格高騰しています。
    風評被害、製材所・ハウスメーカー・工務店の材料押え込みが加速し、さらに材料が入手困難になっております。
    みなさん、安価な輸入材は手に入らなくても、国産材は手に入りますので押え込んだり、悲観しないでください。国産材は、製材在庫量が少ないので、ゆとりある工期計画と材料割増を考慮すれば材料は手に入ります。
    これからは森林循環や低炭素社会を目指し、地産地消として国産材を利用することが望ましい。
    2021.05.22



  • アナログ測量

    計画している案件の位置、境界までの距離、高さが怪しいため、公図データが正しいか確認する現況測量を実施しました。一般的な現況測量は、高価な測量機器を用いて自ら行うか、専門の測量士へ依頼するかの二択です。
    小さな設計事務所では、そんな何万円もする高価な測量機器はありませんし、専門へ依頼すると正確な情報を得られますが数十万円と費用がかかります。今ある機材(コンベックス・電子計測機・水平器・小型インパクト...)でどうにか測量できないかと考えて、試行錯誤の実践測量を実施。公図データと4㎜程度誤差なのでほぼ正確な測量結果になりました。
    常識を超えた取り組みは楽しく、自ら手を動かすことで新しい視点や価値観、そして測量の奥深さを知ることができました。改めて思うことは、専門の測量士はすごいです。
    2021.05.13




  • 時代とともに

    実家山小屋を解体して、更地になり、建築跡をみて想いを巡らす。
    父親が大工の傍ら兼業農家をしていた頃を思い出すと、これも時代かと少し投げやりな思考になるがどうにもならないことがこの世にはあることを教えてくれる。
    日中は大工、夜中に農作業して、農機具を収納する小屋がどれだけ父親の記憶に残っているのか、それと同時に小屋は父親の頑張りを一番身近にみていた存在である。そして両方ともこの世から居なくなった。
    解体用のクレーン重機が感傷的に待っている感じがまた堪らない。この場所の想いを受け取ったのでしょう。
    そう考えると両方とも幸せだったのかなと問いたくなるが、朽ちて無くなった建築跡には目に見えない温かさが宿っているように感じます。これもいずれは風化してしまう、時代とともに。
    いままでありがとう。
    2021.04.17





  • 「KENCHIKUさん」に掲載されます

    建築情報サイト「KENCHIKU」のKENCHIKUさんに稜線の傘をご紹介させていただきました。
    ほんの少しですが、クライアントの要望を踏まえた建築の考え方について簡略的にまとめています。
    ご興味ある方は、4月16日以降に掲載されますのでみてください。
    https://kenchiku.co.jp/online/kenchikusan.html
    2021.04.08







  • 遮音と吸音の実験

    昨年秋につくった遮音実験用のモックアップ、セルロースファイバーとグラスウールの遮音性能を検証してみました。今回は携帯アプリの騒音測定と体感音で計測。
    結果はグラスウールよりセルロースファイバーの方が平均して3dB小さく遮音性があることがわかりました。
    また、体感音としては伝搬する音の振動数を抑えているように感じます。
    絶対音感お持ちの方、ご興味ある方、是非遊びに来て体感してみてください。
    できる限り実験を実施してみたいので、ご要望等ありましたらOffice→contactフォームからお問い合わせください。事務所用Facebookからも受付しております。
    これを設計に応用して、小さなスタジオや歯医者、音楽学校など音が発生する用途の建築計画にフィードバックしたいと考えています。
    2021.02.13


  • エアコン1台の暮らしは問題だらけかも

    年初めから寒波に見舞われ、北東北から北陸まで大雪、最低気温は平年より低いです。
    この寒波でエアコン機能が低下して寒い思いをした方、光熱費が膨大に増加したという方が多いと思います。またエアコンが壊れた方もいるそうです。そもそも空冷ヒートポンプエアコンは寒冷地に弱い特性があります。そのため寒冷地仕様というエアコンがありますが、室外機の霜取り機能がついているために電気代が増加します。
    寒冷地仕様の霜取り運転でコンプレッサー能力がすべて霜取り運転へ移行され、室内の暖房機能低下で寒い思いをした方も多いと思います。北国では、寒冷地専用室外機、設置高さ、霜取り運転、万が一の補助暖房方法が欠かせません。
    北国の生活はより一層、自然環境までも想像した建築計画・設備計画が必要になります。
    2021.02.11

  • 新型コロナによる換気方法

    建築基準法では、二酸化炭素などの空気汚染を適切に排出するために換気回数が設けられています。
    今回、新型コロナ感染予防対策として3密をさけるため、換気の重要性が厚生労働省から発表され、窓がある場合は1時間に2回以上の換気、機械換気設備がある場合は、同じく2回/hの換気回数を推奨しております。
    また、不特定多数の施設では一人当たりの換気量30m3/hを推奨しております。
    ところで、窓を開けている時間についてはまったく触れられていないため計算しました。
    青森市での一般的な建物の開口部では、相互対面の窓を約2〜4分間全開することで1回分の換気が可能になります。また、換気し過ぎると部屋が寒く暖房費が嵩む傾向もあるので計画換気をおすすめします。
    21.01.21

  • 氷柱(つらら)の原因は?

    雪国建築に冬の名物である氷柱の原因は、断熱不足です。
    室内の熱が壁や天井・屋根を伝い逃げる熱伝達により、屋根表面に積もった雪が融雪され外気温に触れて固化する現象がツララやスガモレです。
    スガモレは、屋根面にできる轍に水が溜まり、屋根のつなぎ目やピンホールから室内へと雨漏れのような現象。
    氷柱は外的被害、スガモレは内的被害を及ぼし、雪と氷の体積は同じでも質量は3〜4倍程度まで増加し表面積あたりの荷重も変化することで積雪荷重による家屋の倒壊も発生します。
    これを回避できるのは、熱を逃がさない最適な断熱計画が必要不可欠。また、屋根表面材も遮熱性を有する仕上材で、暖気による日射熱から氷柱発生を抑制。雪国は無積雪地域に比べて建物のスペックが高く建設費用が増えやすい傾向があります。
    2021.01.14

  • PCR検査結果

    PCR検査の結果、陰性でした。
    唾液検査は比較的正確なことから、青森県内では誰でもPCR検査実施できる環境下ではないため、県外から郵送等を介して検査を実施しました。
    現在、いろんな都市部で新型コロナ感染が第3波を迎えており、仕事上県外の方を迎え入れなければならない中で、双方考えたことはPCR検査実施の上で通常の手指消毒とマスク着用で最大限対応を実施することで今回の業務に挑むことにしました。
    結果的には、意識を持って行動すれば感染防止できることがわかります。
    Go Toのせいにしたり、感染拡大の多い県外からの人を拒むことではなく、今ある情報を整理して最大限の対応を実施すれば感染は防げると思います。
    まずは当事者が陰性であり、誰にも感染せなかったことでホッとしております。
    2020.11.29

  • 県産材利用について打合せ

    青森県産業技術センター林業研究所で県産材利用について打合せをしました。
    計画案件の県産材利用を考え、構造設計担当者と一緒に強度試験等についてご相談や勉強をさせていただきました。
    木材にも材種や産地、年輪や値段等によって木の強度や特性があります。木造住宅では構造計算を求められていないこともあり、強度は流通材で満たすことができます。
    今回は県産材利用促進を考え、県産材の曲げヤング係数や曲げ強度をどのように管理して製材しているのかなど、いろいろとご相談させていただきました。
    これから設計者として県産材利用に向け、材種・強度指定から製材管理までどのように設定するか検討します。
    なかなか見ることのできない試験場内も拝見させていただき勉強になりました。
    2020.11.27

  • 便器の進化論

    ショールームには滅多に行くことはないですが、所用ついでに最新住設機器を見学させていただきました。
    TOTO"ネオレスト”のデザイン進化が凄すぎてビビります(笑)。お値段もビビります(笑)。
    使いやすくなることは便利で良いことだけど、そこまでの機能いるのと思うことがたたある。
    個人的には、必要最低限度の暮らしがメンテナンス費用もかからず、機器が壊れることもないため出来る限り飽きのこないシンプルなものをおすすめします。
    このネオレストは、とても便利でおしゃれだけれども一般便器よりもひとまわり大きく使い勝手が悪いことも想定されます。適した空間に採用しなければネオレストのデザインが活かされないまま無駄な費用となる。
    いずれは、このデザインにフィットする空間設計ができたらなと思います。
    2020.11.21

  • 木羽目板の外壁材耐久実験準備

    無垢材木羽目板を外壁材として利用することを考えて、厳冬期になるこれから、より厳しい場所でどれだけ耐えられるか実験をします。
    基本的には、木羽目板も貼り付ける位置や日射・雨を受けやすい場所等を考慮しながら、定期的な塗装により腐ることはないですが、メンテナンスを嫌う方も多く、塗装メーカー等の耐久性を説明してもなかなか納得してくれないため説明に苦しむことがあります。
    なので自ら実験して、実験データを採取して根拠を導きだします。
    そのために合間を縫って羽目板サンプルに検証実験用の塗装準備をしています。
    以前に取り寄せた焼杉羽目板なども一緒に貼って経過観察したいと思います。楽しみ〜!
    2020.11.20


  • 教えてるより、教えられている

    資格学校で一級建築士試験の講師をやらせていただいており、受講生ひとりひとりと向き合いながら教えています。しかし、綺麗事だけでは立ち行かないこともあり、いろんなことを犠牲にして受験する受講生から教わることも多いです。近年は、定石通りの書き切れば良い試験ではなく、課題の理解度が要求されています。
    先週日曜日、一級建築士製図試験が終わり、ようやく僕に落ち着きが戻ってきました。試験当日は、受講生の応援に行けず、心の中ではとても心配でそわそわしながら無事に書き終えることを祈ってました。
    講師は、淡々と与えられたカリキュラムを教えれば良いのですが、僕はみんなと一緒に戦うつもりで勉強しエスキスします。とくに初年度生は、テキストに書いている手順だけでは理解できず、どうエスキスしたら良いのかわからないものです。今年は学科から携わらせていただき、初年度生には思い入れがあります。12月末の合格発表、受講生から吉報が届くことを祈ります。
    2020.10.15

  • エアコンの知らないデメリット

    断熱性能が向上し、エアコン数台で冷房暖房をまかなう住宅や建築物が多くなりました。しかし、エアコンの原理を追求するとガビが発生しやすいということも理解しておかなければならない。
    また、年々インフルエンザや風邪の症状にかかる人も多いことも因果関係としてエアコンが想定されます。
    そこで、実際にお掃除機能付きエアコンでどのくらい汚れ(カビ)が発生しているのか検証するために、メンテナンスを含めて洗浄作業していただきました。
    写真のポリタンク内に黒く汚れたものがカビの固着物を含んだ洗浄廃液です。約1年弱程度でこれだけ汚れて、カビの胞子を私たちは吸い込んでいます。健康的な暮らしには、エアコンも定期的な洗浄とメンテナンスは必要です。もう一度、エアコン暖房が暮らしに良いのか考えるきっかけにもなります。
    2020.10.01

  • アルバイトスタッフ、オープンデスク募集!!

    小さな事務所が起こす小さな教育、小さな芽となり、やがて未来の希望に。
    そんな希望を求め、アルバイトスタッフ、オープンデスクを募集します。
    より業務が増えたら、正式スタッフへと切り替え採用も考えていきます。
    建築設計・工事監理業務全般、モックアップ検証実験、暮らしを豊かにするデザイン活動をしてみませんか?
    建築学校を卒業された方、有資格者及び設計事務所経験者、VecterWorks(CAD)経験者を優遇します。受け入れ人数や作業期間等について、当ホームページOffice下段のContactから『アルバイトスタッフ希望』とお問い合わせください。
    2020.08.28


  • 暮らしの音問題(実験モックアップ)

    事務所がアパート一室にあるため、上階の音、外の音、貸しビルも同じく付き纏う音問題。
    遮音・防音性能の実験として、試作品をつくってみました。
    物質の比重が大きいほど音の伝搬は発生しにくいですが、木造では遮音・防音をどう低価格で提供できるか実験して設計へフィードバックします。
    遮音・防音性能をあげると必然的に断熱性能もあがりやすくなります。省エネ性も大切ですが、プライベートな空間の音問題はよりセンシティブなことだと私は思っています。音を発生する側、建物を提供する側の知識とモラルは、これからの省エネ義務化と同様に、より重要だと考えています。小さな検証を積み重ねて”暮らしを豊かにする”実験になります。
    こんな問題があるけど実験、検証してほしいという質問も受付けします。
    私個人のSNS、事務所のSNSやHP問合せ等に質問をしてくださいませ。
    2020.08.15

  • 子どもを愛する空気感

    建築家菊竹清訓氏の設計である黒石市ほるぷ子ども館。
    県内外から愛されている建築物ですが、私がこの建築に出会った瞬間は、その当時を残した空気感が素晴らしく感動して見入ってしまいました。
    これは、言葉で表すのがとても難しいですが、亡くなられた菊竹氏が棟持ち柱に居るような印象が強かったです。
    子どもたちのためにつくられた図書館なのですが、どこか菊竹氏が楽しんでいそうな空気感を感じてしまい、それと同時に、この空気感は誰にも真似できない唯一無二の存在価値だと気付かされました。こんな設計ができる建築家菊竹氏が羨ましいです。そして、尊敬します。
    ここ何年か、訪れていませんがまた菊竹建築と対話したいと思います。
    2020.08.02

  • 普遍的な豊かさとは

    私の数少ない幼少期写真。というのも火事で記憶媒体となる写真やアルバムすべてがなく過去の思い出がないのです。多数派はこれを不幸と呼ぶ、しかし私にとっては大切なものだけ残ってくれたんだなと思っているのです。これは、青函連絡船終焉の家族旅行写真で、黄色が長男、赤が次男、青が私となる。これだけでも兄弟の個性が現われているような気がします。両親が”写真撮るよ〜”と言わずに隠し撮り的に撮っているように感じるが私は何故かカメラ目線なのはいつも何かを気にしている神経質さなのかもしれない。(苦笑)
    なぜこの写真を撮ったのかを今は亡き両親に聞いても答えてくれないが、"幸せを感じる”一瞬の写真だったのだろうと想像する。
    普遍的な豊かさは、とてもとても小さなところに存在しているのかもしれません。
    建築とは程遠い内容ですが、空間構成では重要なファクター(要素)だと思っています。
    2020.07.07

  • 自然から建築を教わる

    省エネ化や低炭素、ゼロエネルギーという建築や社会のなかで浸透しつつあるキーワード。
    地球のCO2削減として、できる限り自然にちかいところへ戻す必要があります。だけど、CO2を減らすことでどのような幸せがと言われると悩んでしまう。理屈は理解できても、地球のメカニズムまで考えると腑に落ちない。だからこそ、原点回帰として自然を把握すること、そこから新しい暮らしのあり方や建築思想が生まれるような気がしています。
    建築と自然と暮らしを共存するデザインとは何か、地球と対話しながら建築を導けないかと日々考えています。
    2020.06.29

  • 思うこと、建築の未来

    青森として建築家がどうあるべきか、考えることも多くなりました。
    利益主義や有名保持のための建築家。公共事業のプロポーザル審査員長を忖度して出来レース化する建築家。
    提案作品で勝負すること、その場所に、その建築がふさわしく、経済的で落ち着く新たな空間を提案できているかが大切であり、それがプロポーザルの基本。
    そして、どのように一般市民へ建築家の意義を伝えていくべきか。先輩建築家も若手建築家も同じラインでモノゴトを言い合える環境、さらには立ち位置の上下関係なしにみんなで大きなプロジェクトを成し遂げる団体力が必要だと考えています。
    健全な建築業界へと導くために若手建築家を育てることで各建築団体の存続にも大きく影響する。特定の誰かを言っているのではなく、社会的にそういう傾向になりやすいこと。社会の居場所つくりも大切、建築家の居場所が心地良くならないと一般市民に建築家の存在意義は届かないと思います。これは、永遠のテーマなのかもしれません。
    2020.06.20

  • 一提案一模型

    田舎集落に呼応させる切妻屋根と片流れ屋根を併用した平屋建て模型。
    ひとつの提案にひとつの模型になるときもあり、10個、20個と模型が増えます...
    3DやCGとは違い、建物の大きさや空間構成が視覚的に把握できるため、なるべく模型提案を実施しています。
    建主からもグラフィカルな絵より、手づくり感がある模型の方がわかりやすいと言われます。
    3DやCGはビジュアルイメージとして見栄え効果が高くなりますが、現実とイメージが違うとおっしゃる方もおります。できる限り、模型で表現しながら提案させていただきます。
    2020.06.18

  • 言葉から想像をカタチに

    既製品を選んでつくるのはデザインでなく、単なるコーディネート。
    建築家は、設計者でありデザイナーでありコーディネーターでもあるので、建主の要望を満たすために建築に関わるすべてを計画します。プロジェクトにより意匠分散化することもあります。
    奇をてらうのがデザイナーだと思われている方が多いかもしれません、実際にそのような方もおります。しかし、弊所は設計理論の上でデザインを構築するため、建主の言葉はとても重要で大切にします。言葉から想像しデザインして提案、承諾を得てデザイン決定をしていく過程なのでとても時間がかかります。だからと言って似たり寄ったりな提案を繰り返しません。
    お互い妥協をせずに挑みますが、建主から疑いや偽りを申し出されると信頼関係は築けなくなります。もちろん、私も偽りなく要望を理解し合えるよう話し合いで進めます。弁護士と似て、依頼者が虚偽を言われると弁護士は守る手段が無くなるのと似ているかもしれません。
    弊所は、建主と信頼関係を築きながらカタチにしていきます。
    2020.06.13

  • ライフサイクルコスト導入します

    ライフサイクルコスト(LCC)とは、建設コスト+運用コスト+保全コスト+解体処分コンストの建築物生涯費用として必要となるコストになります。建物をつくったら建築家の仕事は終わりではなく、建築物の終わりまで事前に把握して建築物の長寿命化、省エネ化の適切な推進としてライフサイクルコストは重要な指標となります。新築及び既存改修含め、建築物の相対的な指標として建主へ説明することができます。
    対象建築物は、公共建築物、学校、集合住宅等になりますが、応用すれば一戸建ての住宅も生涯費用を算出できるようになります。特にこれからの低層集合住宅(アパート)は、ライフサイクルコスト、省エネ性、防音性も含め、借主のみならず貸主に対しても重要な指標になります。
    弊所では、意匠設計としてデザイン理論を組み立て構築していますが、意匠のみにとらわれず相対的な指標に基づき設計します。
    2020.06.05

  • 省エネ・光熱費を計算します

    設計事務所の一戸建て住宅は、意匠デザインばかり優先で省エネ判定や光熱費を計算しないのではという疑問や質問をいただきます。
    実施設計では、細かな材料選定、各設備の仕様が決定すると省エネ判定を実施して、弊所独自計算に基づく光熱費(青森版)を求めます。建主が生活する目安として光熱費を算出しますが、暮らし方や設備の使用方法により多少増減します。比較的正確な数値かなと思っています。
    窓・壁・基礎等の結露判定も実施しますが、結露がどうして発生するかも説明して暮らし方のアドバイスも実施します。
    弊所は、建主の暮らしを豊かにする支援ために意匠設計をしております。保温庫のように断熱費や設備費だけに費用を費やすのではなく、豊かな暮らしを提案(図面完成まで約20〜50提案します...)しながら相対的な指標で建主の住宅を設計します。
    2020.06.01

  • 図書の保存義務新制度のお知らせ

    2020年3月1日以降から図書の保存義務新制度が適用されています。
    構造安全性が確保されていることを立証しやすく委託者の保護のため、すべての建築物は、設計図書と工事監理報告書の保存が義務付けられております。
    建築確認が不要な小規模建築物も同様に、図面作成されていない建築物を施工して、工事監理報告書を建主に提出していない場合は法令違反となり罰則適用されます。
    近年、法令違反の設計や施工も多く、無確認申請建築物も多いような気がします。多数派が無確認申請だから大丈夫だという根拠はまかり通るものではありません。特定行政庁も巡回パトロール強化して、無確認申請建築物や既存不適格物件、空き家を並行して調査する必要があるのかもしれません。建築物の安全性や街の新陳代謝も図られ、空き家を再利用へと導くことができます。(引用資料:日経アーキテクチャ No.1159より)
    2020.05.22

  • 暮らしの上に性能を考える

    暮らしを模索するよりも、性能重視や予算重視で決めたがる傾向があります。
    そんな性能重視や予算重視な視点で暮らしが豊かになるのでしょうか?
    あの家はこのくらい、この家はこのくらいと他社比較で優劣判断する、建主だけでなく住宅会社もそうであり、暮らしや街を豊かにすることから遠のいているように感じます。
    高性能で最安値ならお得感がありますが、暮らしを豊かにする根拠は全くありません。性能は大切ですが、意匠計画の上に性能で補う、これが家づくりあり、建築づくりの基本なのです。
    私は意匠設計として、たくさんの案を考えて暮らしを提案して建主の気持ちを読み取り、デザインや性能に落とし込みます。デザインも性能も予算管理も相対的評価で判断しております。
    引渡しが完成ではなく、引渡しから育てること、共に歩むこと、それが暮らしのはじまりです。
    建築家は弁護士や医師と似て、建主の暮らしを支援するパートナーだと考えています。
    2020.05.20

  • Bookletつくりました!

    事務所作品集として、これまでの作品をまとめたBookletをつくりました。
    社会問題となった新型コロナウィルスにより、弱小建築事務所は更に窮地に立たされています。なぜ建築家は地方社会に認められていないのか?先輩建築家たちはなぜ建築家を育てられないのか?この社会問題で、いろいろ見えにくかった疑問や問題が露出しはじめています。
    今回作成したBookletには、一般社会に浸透していない設計監理業務と報酬のしくみを含めてわかりやすい内容になっております。(若干文字小さいですが...w)
    Bookletご希望の方へ、無料で差し上げます。
    お問い合わせは、以下方法から『booklet送付希望』とお願い致します。
    ①弊所HPのOffice→下段の【 contact 】より
    ②弊所Facebook→【メールを送信】より
    2020.05.12

  • 教えるという立場

    某資格学校講師として1級建築士法規を教えていますが、受講生からするといろんな悩みをかかえているんだろうなと受けてとれます。
    たまたま担当科目でもない、得意分野でもない構造力学の質問を受け、適切な回答かと当時の解き方をまとめたノートを引っ張り出し再度受講生に解説しました。
    建築士という資格は、間違って覚えて伝えると法令違反に該当してしまう可能性すらあります。前事務所で法令不適当な内容を教えられたり、違うのにボスはそうだと言い張り対立し苦しんだことを思い出します。なので、受講生一人一人間違えて覚えないよう気を配っています。また、受講生に教えられ勉強になることも多いです。何がわからないのかも、一緒に解読するように解く姿勢が講師の立場なんだろうなと気付かされます。社会的背景に反映して法改正する建築基準法は、年々複雑化して難しく資格取得後も自己研鑽に努めなければなりません。
    2020.05.01

  • 建築物と対話

    勉強のために気になる建築物を見学させていただくことが多いです。
    日本でルネサンス様式を取り入れた建築物はいくつかありますが、概念・感覚・時代なのか何故と思うことが多い。時代の流れといえば簡単に済むことだが、そう言い切る人ほどヒューマニズム(人間尊重)から逸脱しています。
    その奥の感情を、建築を通して感じ取りたく『建築物と対話』しています。
    建築物や風景をみるときに、ふと現れる言葉が、”牛乳の向こう側”というフレーズ。受け売りですが、素敵な言葉で聞いた時は感動しました。
    まさしく、建築の向こう側でもあるのです。その時、その人、その物語を感じ取ること、それを一言いえば想像なのです。物を通じて感じる想像は過去ですが、建築を計画するのは未来を想像すること。いい建築物をみると、いい建築を考えたくなります。
    2020.04.21

  • ポストカード刷新!

    まだまだ作品が少ない事務所ですが、ポストカードを刷新しました。
    建主、友人知人にできたてほやほやのポストカードを配ったりしておりますが、このご時世『住宅設計お願い!』というお客様が少なく、なかなかお客さまがつながらない状況です。。。泣
    ポストカードを見て、触れて、少しでもつながり、ご相談していただけたら嬉しいです。
    お客さまのご相談・ご要望を踏まえて、優れた建築作品をつくり、建築コンテストに受賞できるよう頑張ります。
    特に日本建築学会賞は、すべての建築家が志す日本の権威ある賞であり、建主も評価される名誉な賞です。売れる建築だけではなく、日本文化に価値のある建築を築くことを目指します。
    ポストカード欲しい方は、弊所事務所HPのOffice→contactフォームにて、気軽にお問い合わせいただければ郵送致します。Facebookからのメッセージでも承ります。
    2020.03.28

  • 相対的コストを管理します

    よく言われるー"設計事務所の住宅や建築は値段高いでしょ?”ーはい、まったくの勘違いであり根拠のない噂です。
    弊所では、建主の要望を満たすために安全性を担保しながら設計を工夫して,コスト管理調整をします。また施工業者や建材業者と減額交渉して、設計擦り合わせしながら最適解を導きます。
    設計事務所は、住宅メーカーや設計施工会社と違い、建主に対して公正な立場で見積金額の適正精査します。まれに減額交渉に応じない業者もおりますが、そのような業者に施工依頼はしません。新しい手法でも責任をもち目的を共有して挑戦してくれる業者を選定します。
    相対評価で建主の要望に沿うデザインを構成して、普遍性と調和のとれた空間演出に仕上がるよう心掛けています。建主のあらゆる生活言語を読み取り、建主の想像を超える建築作品をつくりあげます。
    画像は、SHONAI HOTELの中庭風景。洗練された時間の演出でした。
    2020.03.07

  • 急遽の撮影として

    急遽必要な写真を撮りに『光陰の窓』の外観撮影をしました。
    減築という手法で温熱環境・耐震性・暮らしの最適化を計画して、改めていい家だなと"うっとり"しながらの短時間撮影となりました。
    予算上シンプルな構成にしなければならず、可能な限り雪を載せる薄い屋根。
    集中荷重や等分布荷重に耐える構造に強化しながら、周辺環境に馴染ませる屋根のデザイン。
    視線と採光を物理予測しながら導く塀のデザイン。
    周辺環境と室内空間のバランスも最適化され、低コストで居心地よいデザインになっています。
    減築解体に発生した梁材を再利用しながら部分置換工法で組み立てることができるのも木造減築の可能性かもしれません。
    2020.03.01

  • 「稜線の傘」1年点検

    稜線の傘を1年点検しました。
    建主さまが家を大切に使われているのと、施工業者のお陰で、有害な損傷等もなく無事に点検を終えることができました。建物は倒壊しないために柔軟と強度をもたせた構造になっており、生活上の温度環境等で小さな修正箇所は生じますが、全て許容範囲内に収まっています。
    みなさん以外に実施しない点検が『床下や屋根』です。
    特に屋根は、北国特有の雪を落とさない無落雪屋根を採用した住宅があります。一長一短として、屋根の雨水を受ける樋に枯葉が溜まることで、雨漏れやスガ漏れを起こす原因になります。
    屋根にのぼりシーリング状態や樋の目詰まり状態を確認して建物の健全性確認を実施しました。改めて想うと、稜線の傘はいい家です。
    2020.02.01

  • 小さな手応え

    令和元年末に実施された広島中央警察署本通庁舎新築工事に伴う基本設計及び実施設計委託に係る公募型建築プロポーザルで一次審査の書類及び簡易提案書にて審査員から一票をいただき、小さな手応えを感じました。
    結果として、二次審査に残れず残念ですが、79提案者のうち1票以上獲得した32提案の中に選ばれ評価していただけたことは次への糧になります。
    意義のある設計課題に挑戦すること、絵や図面だけでは現しきれない空気と呼応できる建築空間を提案する。
    これからも、小さな積み重ねと地道な努力で進化していきます。
    2020.01.21

  • 優秀賞決定

    新年明けましておめでとうございます。

    (公社)インテリア産業協会主催のキッチン空間アイデアコンテストに優秀賞として決定されました。
    弊所建築作品『稜線の傘』のキッチン空間が評価されたことはとても嬉しく感じてます。
    建主さまはじめ、携わっていただいた関係者に感謝しております。
    https://www.interior.or.jp/ks/contest2019sokuho/index.html

    2020.01.06

  • 年の瀬、いろいろ

    今年は、没案件が多く大変な一年でしたがなんとか乗り切れたのかなと感じた年。
    年の暮れにCWS(シャレットワークショップ)が黒石で開催され、知人の紹介で急遽参加することになりましたが、社会人向けのワークショップであり、街をどうにかしたいと思う熱意ある人々が集まり、街を歩き、最終的に空間計画や事業計画まで提案する2日間。
    みなさんと同じ目的意識で共有できた時間は、とても楽しく充実した2日間でした。
    まちづくりには、こういう活動が本来必要なんだろうなと改めて勉強になりました。
    ということもあり、年の瀬に小さなデザイン計画からまちづくり計画までいろいろを動き回る亥年でした。家具から建築、都市からまちづくりまであらゆるデザインを考えます。
    今年もたくさんの方に出会い、お世話になり感謝しております。
    来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
    2019.12.28

  • 四週強度試験

    建築は、意匠(デザイン)も重要ですが、安全性や機能も重要です。
    いろんなバランスをとりながら良い建築をつくる、当たり前ですがとても難しいことでもあります。
    コンクリート強度試験の立会いは施工側に任せて結果報告だけいただきますが、今回は強度試験に立会いました。工事監理という業務をする上で、図面通りに実施していることは特に重要ですが、こういう試験状況も把握することも重要で試験方法等を十分理解することも意味があるように感じました。
    ただ意匠(デザイン)云々と偉そうに指示するのではなく、施工側と協力しながら良い建築をつくりあげるプロセスも大切だとわかります。すべての建築は、小さな歯車の上で成り立つこと、それがものづくりでありデザインかもしれません。
    2019.10.01

  • 没プロジェクト

    今年は没プロジェクトが多い年なのか悉く没る。
    空間としては絶対的に良いものをつくれる自信はありますが、依頼者側の意向で設計業務を停止することも多いのがこの職種です。
    依頼者の覚悟あっての空間構成であり、依頼者あっての見解故に無理して引き止めることはしませんが、空間を考え模型をつくり、実空間が出来上がらない業務はとても辛く、寂しく悲しいものです。
    今はぐっと堪えて、新たな思考を磨くことに専念し、模型に”さよなら”を言いながら見納めします。気持ちを切り替えて頑張ります。
    2019.07.13

  • プラネットジャパン塗料

    師匠との師弟関係なのか、変なところで共鳴しているのか、やっぱり行き着く先はこのオイルになってしまう。
    自然塗料には他にもたくさんありますが、この塗料は木部の相性が抜群によい塗料で安心します。自然鉱物が紫外線を反射するので、早期劣化がしにくい塗料で外部建具、木部保護材として使用しております。
    用途に応じて塗料メーカーを使いわけしますが、外部の重要部分にはこの塗料がおすすめ。
    品質を保つために適度に塗り足しメンテナンスが必要ですが、木部劣化を防ぐには愛情を込めて塗ってくれる建主さんだといろいろと安心します。住宅の半分は優しさでできてる気がします。
    なんか聞いたことあるフレーズ...笑
    2019.06.02

  • 値段が先か、暮らしが先か

    初見から聞かれる質問、”この金額でできないの?” ”あのくらいの家だとどのくらいなの?” ”設計料安くならないの”と値段先行型の質問をされるときがあります。
    素人だから仕方ないのかなとは思いますが、買いたいのか・つくりたいのか冷静に考えていただきたいです。
    自動車を買うように既成商品を買いたいのであれば質問先は、私ではなく地場工務店やハウスメーカー、もしくは不動産会社になります。
    暮らしを一緒に考えたい質問であれば、建主の暮らしから建築の価値を融合させてカタチをつくりあげます。それは既成観念にとらわれない新たな空間を導きます。
    安さを重視して買ったものは数年で飽きてしまいます。しかし、想いが込められた新たな空間は愛おしいさへ移りかわり、漂う空気感や物語を大切にしたいと感情が芽生えてきます。
    2019.05.21

  • 現地確認の必要性

    建築は、現地周辺環境を理解しながら計画を進めます。その場所にふさわしい建築を考えるために現地を隈無く調査します。
    時には空気感を捉えるために、周辺をひたすら歩き、その場所の潜在的な力を把握することもあり、あるべき姿を模索しようと場所と対話します。
    五感に響く直感性を大切にしているのかもしれません。
    稀に、敷地だけの図面や写真を渡され、計画して欲しいと言われることもありますが、建築は机上でつくるものだけではなく、クライアント(建主さま)との対話、場所との対話で生まれることもあります。できるだけクライアント(建主さま)と一緒に歩きながら、あーだこーだと対話しながら想像を膨らませて、空間構成を組み立て提案していきます。
    ひとつひとつの積み重ねの中で、場所に呼応する建築空間が出来上がります。
    2019.04.27

  • 庭と光の演出

    外構照明の配線長さが足りないため、特別延長してもらい設置して光がつくと一段と落ち着いた雰囲気に仕上がってきました。あとはシンボルツリーを植樹して、建主さん自身で庭の植栽を植えて外構空間の完成になります。
    建築物と外構は互いに引き立つ景観が基本となります。幾度の計画検討を実施して、念願のBBQテラスがようやく出来上がると嬉しいような寂しいような気持ちになります。僕の手から離れていくのね。。。と感慨深い気持ちになりました。
    これから植栽の植付けは、建主さんが楽しみながら育てるようですが、建築空間を理解しながら振る舞う所作として嬉しく思います。
    待ちに待ったBBQができる季節にもなり、暮らしを楽しんでいただければ嬉しいです。
    2019.04.20

  • ㎜からm、mgからgの世界観

    なんてことない砕石(石ころ)。
    防犯や雨だれ飛散防止等いろんな役割も兼ね備えた脇役ですが、建築物を引き立たせる存在力でもあります。
    しかし、数ミリの違いでその建築物すべてのバランスを良くも悪くも変化させるから侮れない砕石(石ころ)。
    今回は、建築と外部とのバランスを考慮して通常よりも大きな砕石を敷き込み、印象質量が大きくなることで外部空間の存在力と深みを演出することができます。
    スケールの世界は図面上では理解できない、たくさんの可能性を秘めているような気がします。
    2019.04.15

  • 小さな看板〜DIY改良〜

    小さな事務所だから看板も小さくと思いたいが、看板はデザインモックアップ(試作品)としてつくっていたものを更にDIY改良しました。
    設計事務所は、意匠(デザイン)を考案・検討して設計図をつくり、設計図通りに施工者につくらせることで中立的な視点で、ものごとの新たな価値と品質を担保することができます。
    新たなデザイン思考を踏まえて、小さな実験模型として看板をつくり、そのまま事務所看板でも利用しながら様子をみる。身体に感じるスケール感・文字の大きさ・色合いを直で感じながら設計にフィードバックする、ひとつひとつの積み重ねたプロセスが新たな価値を生みます。手を動かし改良する、新たな発見を探す時間がとても楽しいです。
    2019.04.09

  • 事務所移転のお知らせ

    弘前市で細々と設計活動しておりましたが、この度、青森市内に事務所を移転しました。
    住宅のみならず今後は、大きなプロジェクトにも従事できるよう日々の自己研鑽に邁進して参ります。これからも変わらず、ご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
    また、諸事情により固定電話及びFAXはつながりませんが、携帯電話及びEmailは対応しております。
    固定電話及びFAXは回線開通でき次第、当HPにて掲載しますので関係者の方は、HPをご確認お願い致します。
    今後とも宜しくお願い致します。
    2019.04.08

  • 省エネの取り組み

    近年、省エネ法改正されたりと、非住宅や住宅の省エネ化が加速しています。
    省エネの数値でQ値・UA値・C値など指標はいろいろあり、弊所ではQ値(熱損失係数)やUA値(外皮平均熱貫流率)を実施設計や監理終了後に算出します。
    青森県の基準値として、Q値1.9以下、UA値0.56以下を推奨としていますが、弊所では加えてBEI(1次省エネ基準)や結露判断も算出し、過度なイニシャルコストを抑えます。
    省エネ加速化は社会的に良いことだが、過度な省エネ建材や省エネ設備でイニシャルコストを増やし、意匠(デザイン)を蔑ろにしてないかと危惧しています。暑さ寒さ性能だけでなく、建主の暮らしに呼応しながら、その場所でしか味わえない価値を演出すること、それが北国建築家の仕事だと改めて感じました。
    2019.03.22

  • 景色になじませる

    設計させていただいた住宅のアフターケア相談に関する調査を踏まえて、外周をぐるりと回り気づいた瞬間。
    思考を纏める能力は長けてますが、偶発的に現れた建築の存在感が一番嬉しいような気がします。人が生きるように建築も命を宿し生きています。命のDNAを形成するのが建築家(設計者)の使命でもあります。
    この子(建築物)は、大和撫子な存在を担っていて、単体の存在力ではなく集団的にあることで存在力を引き立たせる役割を担っている建築であるように感じます。存在力を放ちながら景色になじませることで、その場の雰囲気をガラリと変貌させる建築。
    ディテールが地球と周辺環境に呼応する、そう気付かされた写真です。
    2019.02.27

  • 天井をくり抜いたボイド

    以前、設計させていただいた『光陰の窓』の建主から不具合箇所のご連絡いただき現地調査を実施しました。また、建主から約2年暮らしての状況報告も確認できました。
    この住宅は、最適な暮らしの空間構成と耐震補強と断熱補強を実施しているため、夏場の光熱費は、諭吉先生一人分以下になり快適になってますと設計冥利に尽きるお言葉をいただきました。尚且つ、天井をくり抜いたボイド(窓)を楽しんで使われていることも嬉しく感じます。建物とは会話できませんが、優しい建主のおかげで建物も喜んでいるように感じました。
    建物に対して、建主・設計者・施工者それぞれの立ち位置が等しいと改めてわかります。
    今回は不具合の状況調査し、処置方法を検討し、これから処置対応をさせていただきます。
    今後とも宜しくお願いします。
    2019.02.16

  • 新年あけましておめでとうございます。

    旧年お世話になった方に厚く御礼を申し上げるとともに、本年も一歩づつ進化して参ります。
    旧年同様、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
    また、わたくしごとですが、本年2月以降から一級建築士事務所に切り替わります。
    業務範囲に制限がなくなることで巨大建築設計も可能になり、新たな挑戦へと進みます。
    だからと言って、小さな建築を疎かにせず、ひとつひとつの力、小さくても街に対する建築の力はとても大きく、建築家がどのように街と暮らしと社会性を見据えるかで都市(街)の存在価値が刻々と移り変わります。
    クライアントの想いはもちろんですが、都市(街)と建築は切り離せない存在です。
    これからも、小さな建築でも大きな力(社会的価値)になれるよう精進して参ります。
    本年も宜しくお願い致します。
    2019.01.04

  • 年の瀬

    年の瀬、面白そうなプロジェクトの現地視察をしました。
    雪でよくわかりませんが、なんとなくイメージつくのは田舎で育ったせいかもしれません。

    今年は、いろんな方にお世話になり感謝の一年でした。
    来年も一歩づつ進化していきますので、何卒宜しくお願い致します。
    2018.12.28

  • 内覧会のお知らせ

    この度、青森市内で設計・監理を進めて参りました住宅が完成を迎え、建主様のご厚意により1日限りの内覧会を開催させていただく運びとなりました。
    内覧会予約制のため内覧希望者には、個人住宅として格段のご配慮をお願いするとともに案内図をお送り致します。
    問い合わせは、ホームページ問い合わせ、Eメールアドレス、Facebookから可能になります。

    内覧会日時:12月22日(土)10:00〜17:00まで
    ぜひ、この機会にご高覧いただければ幸いです。
    2018.12.11

  • モックアップ製作

    建具の模型(実寸模型)を作ってもらい、納まりについてあーだこーだと議論をしている風景。
    改良版が本製作となるため、設計者、建具屋さん、大工さんも関わる全ての職人さんが混じって議論展開します。
    今までの製作の中で最難関となる納まり、非常に難しく、職人さんが常に?マークの連続、見た目はシンプルになりますが見た目と相反する難しさを秘めています。
    設計意図を理解して、無理難題も一緒に考えて作ってくれる職人さんたちには頭が下がります。
    2018.12.02

  • コンセプト模型

    頭の中の概念をスケッチや模型にして考えてみますが、そんな簡単に解けないのが楽しいです。
    『時間軸』を建築的思考で解けないかなと思いながら、コンセプト模型をつくり、壊しては模型をつくり、壊してはつくり。。。はい、疲れます。。。笑
    多分、妄想やテーマについて考えることがどうやら好きみたいです。僕は。。。
    コンセプト模型をつくるところから、大枠を掴む作業が始まっているのかもしれません。
    『そうなんじゃない』とつぶやきながら、没コンセプト模型になりました。
    儚い模型たち、この没模型は頭の引き出しに残します。
    2018.11.27

  • 色々

    建築塗装には色々あります。
    色彩学でいう対比と同化、その中にもいろいろな性質が隠されています。
    色相対比・明度対比・彩度対比・補色対比...対比だけでもたくさんの性質があり、どう空間を構成するか一つ一つ考えながら最終工程に入ります。
    暮らしていくにつれて、もっとたくさんの生活色が増え、暮らしを楽しくさせくれます。
    本来、日本人のこころにある侘び寂びを楽しむ、これも空間構成の重要な概念であり、最初から色をつくり過ぎないことは暮らしを考えた究極の建築的要素のひとつかもしれません。
    2018.11.22

  • 秘密プロジェクト

    秘密プロジェクトに向けて、一歩ずつ進む。
    街にはいろんな人がいて、多種多様な職種、設計の世界でも、アトリエ系からゼネコン系まで分野がたくさんあります。一般の方はそこまでわかりませんがそれぞれの得意分野があり、ある意味それが価値観になります。
    何を主軸に考えているかはその人の価値観なのです。
    私は、暮らしの環境と作品の物語を大切にしてます。『人と空気と物質』この流れをどう作るかでカタチが現れ、空気を読み解くこと、過去を調べることも空気を知る一部だと思い、建築史家の如く歴史を読み漁ります。
    楽しく読みます。笑
    2018.10.29

  • 慌ただしくなる現場

    現場は特殊な納まり満載のため、建築工事施工者と設備工事施工者のそれぞれと毎回打合せしながら決定していきます。
    ひとつひとつ丁寧に納める、当たり前ですがとても難しいです。
    既製品を使用する建材であれば、メーカー仕様通りにしなければ問題になりますが、既製品を使用しない場合は設計図だけでは把握できない箇所をひとつひとつ意匠性、安全性等を考えながら納めます。
    空間に力を与えてくれることを信じて、一切手を抜けないプレッシャーとの戦いでもあります。
    意匠性を理解してくれて一緒に考えてもらえる施工業者にとても助けられています。
    出来上りが楽しみ。。。
    2018.10.27

  • 東北建築学会発表

    はじめて、東北建築学会で「光陰の窓」を発表しました。
    減築という手法とデザインの仕方、現状の社会性を伝えようと思ってましたが、発表の雰囲気や勝手がわからなく、妙な空気感で緊張しました。
    10分間の発表は思うより短く、終了時間間際に「チン!」と鐘が鳴り、焦りに焦って、決め台詞が言えずに終了。(ある意味チ〜ン...w)
    こういう場で少しでも発表できることは、次なる挑戦の始まりにもなり、より良い建築を考えてやろうじゃないかと思えてきます。
    学会の雰囲気と発表の構成、審査員の質疑視点がなんとなく掴め、良い経験で勉強になりました。いろんな味を噛みしめながら、小さくても一歩ずつ進んでゆきます。
    2018.10.07

  • ボツ模型

    小さな小さな夜の店を計画した模型ですが、依頼者の都合により中止(泣)。
    よくあると言えば、よくある話なんです。
    フラれるのは慣れても想いを断ち切るのは少々時間がかかります。良い案ができれば尚更悔しいです。
    いつもデザインの解となる鍵を手探りながら考えているだけに、時間もかかる故に作品に対して想いが強いです。何故なら似たようなものをつくるのではなく、与条件を含め、あらゆる未条件とした思考を建築要素となる言葉から価値を見出し、それを現実に落とし込むための図面をつくります。
    というわけで、涙ながらこの計画の想いをそっと箱に終い込みます。
    恋する建築って、きっとこういうことなんでしょうね。。。(いや違うね、笑)
    地方性リテラシー問題も大いに関わってますが、今は仕方ないと思い、次に力を注ぎます。
    2018.09.11

  • チェック

    毎回各工事の適正さを細かくチェックしてます。
    構造耐力上問題ない仕様で工事が進んでいるか、変な工事をしてないかなど素人ではわからないことを建主の代わりに確認することが監理業務になります。
    施工業者に”ここのかぶり厚さ足りないよ””定着長さ足りないよ””補強筋長さ足りない”と注意して手直しさせますが、素直に理解して施工してくれる業者は比較的安心できます。
    毎回異なる仕様のデザインと図面を作成し、施工業者も毎回異なる現場は、施工者が混乱するので設計監理者が各業者と連携を図り、施工業者が納められない時は、適切に納められる方法を一緒に考えることもあります。
    設計監理業務の責任も範囲も大きく、これから設計監理業務の費用を見直しできる法案ができて欲しいものです。
    2018.09.06

  • 儀式

    日本にはいろんな建築儀式や祀りごとが行われます。
    近年は地鎮祭に重きを置かない建主もおられますが、はやり儀式として土地への感謝、祝いや安全を祈願することは建主はじめ設計者や施工者の身が引き締まります。
    今回工務店が用意してくれた祭場が立派で、更に、はじめての女性神主さまということもあり少し緊張しました。女性神主さまの祝詞は、想像以上の低音の声が心に響き、神に仕える方の本域と言いますか、とても新鮮で繊細な振る舞いで、儀式の重さ(大切さ)を改めて感じることができました。
    これから工事監理を徹底して、各施工業者と連携しながら良いものをつくりあげていきます。

    2018.08.21

  • いろいろと検討

    プロダクトのように製品・商品化された同じもの、似たようなものを何個も計画するのとは違い、建主ひとりひとりと向き合いながら計画を進めます。
    地盤調査から割り出された地盤組成を分析し、構造家と一緒に地盤特性に合わせて最適な基礎構造を検討し、意匠模型も計画図面も20〜30案、場合によってもっと考えてつくりだし、建主との会話から導き出す空間と建築価値を作り出す最適解は時間がかかります。
    いくつもの検討は、建主の暮らしのため、新たな建築価値を生み出すために、小さなことも検討しています。
    2018.06.09

  • 初の審査員

    小菅村タイニーハウスデザインコンテストの審査員として参加させていただきました。
    審査されることは多くても、審査する側になるのは貴重な体験で新鮮でした。
    2017年の受賞者みなさん、船木村長、事務局の和田さん、YADOKARI(上杉さん、澤田さん、相馬さん)、ライターの角さんと一緒に、プロアマ問わずレベルの高い作品で、真剣に悩みながら審査しました。
    有意義で楽しい時間、ありがとうございました。
    今回受賞された方も含めて、また、みなさんとお会いしてタイニーハウス進化論を飲み語りたいです。
    2018.04.21